XMLベーシック V2 試験問題メモ6

XMLマスター:ベーシック V2 過去問題一覧
http://jibun.atmarkit.co.jp/scenter/ittrain/90_cal.html

1月18日問題 ×

        DTDで要素dataを空要素として宣言するときの正しい記述を選択してください。
	1. <!ELEMENT data EMPTY>
	2. <!ELEMENT data >
	3. <!ELEMENT data EMPY_ELEMENT>
	4. <!ELEMENT data (EMPTY)>

2を選択して不正解。
空要素であることを指定するにはカッコをつけずにEMPTYと指定します。
なので正解は1。

1月17日問題 ○
※参考
XML宣言よりも前にコメントを記述することはできません。

1月16日問題 ×

        XSL仕様で、XML文書を表示するためのレイアウト情報を定義する仕様を選択してください。
	1. FO
	2. DSSSL
	3. CSS
	4. XSLT

4を選択して不正解。XSLTは文書を変換するトランスレーター。
FO(Formatting Object)は、XML文書を表示するための書式情報です。
ページ情報を設定する印刷組み版などに用いられます。
なので1が正解。

1月13日問題 ○
※参考
xs:int(32bit整数型)を制限しているので実数値は許されていません。
xs:minInclusiveは最小値としてその値を含みます。
xs:maxExclusiveは最大値としてその値を含みません。

1月12日問題 ×

        DTDで属性を宣言する記述として誤ったものを選択してください。
        ただし、要素dataは宣言済みとします。
	1. <!ATTLIST data attr1 CDATA "value1">
	2. <!ATTLIST data data CDATA #IMPLIED>
	3. <!ATTLIST data attr1 CDATA #IMPLIED
               attr2 NMTOKEN #IMPLIED>
	4. <!ATTLIST data attr1 INTEGER>

2を選択して不正解。
属性リスト宣言は次のようになっています。
既定値として属性が省略された場合のデフォルト値を指定できます。
属性が省略可能な場合は#IMPLIEDを指定します。
一つの属性リスト宣言で、1つの要素に対する複数の属性を宣言できます。
属性のデータ型としてINTEGERというものはありません。
なので4が正解。

1月11日問題 ○
※参考
開始タグ、終了タグ共にタグ名より前の部分に空白文字を含めることは出来ません。

1月10日問題 ×

        次の説明において正しいものを選択してください。
	1. DOMはドキュメント指向でマークアップをするための言語である
	2. XSLはセキュリティ情報を表現するための言語である
	3. XSLTとはXML文書を別の構造のテキストデータに変換するための言語である
	4. XPathとはXML文書がどこに保存されているかを表すための言語である

1を選択して不正解。
DOMはXML文書の論理構造及び文書にアクセスし操作するAPIです。
XSLは、XMLを表示するためのスタイルシートを表現するための言語です。
XPathは、XML文書の一部をアドレッシングするための言語です。
なので3が正解。

4月25日問題 ×

次のXML文書について正しい記述を選択してください

「XML文書」
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<ns1:売上伝票 
  xmlns:ns1="http://www.toshiba-toac.co.jp/edu/orders">
  <ns2:商品 ns2:番号="X1001" 
    xmlns:ns2="http://www.toshiba-toac.co.jp/edu/items">
    <名前>「XML初級」テキスト</名前>
    <価格>5000</価格>
    <数量>50</数量>
  </ns2:商品>
</ns1:売上伝票>

	1. 要素「数量」の属する名前空間はない
	2. 要素「数量」の属する名前空間は
            "http://www.toshiba-toac.co.jp/edu/orders"と
            "http://www.toshiba-toac.co.jp/edu/items"である
	3. 要素「数量」の属する名前空間は
            "http://www.toshiba-toac.co.jp/edu/orders"である
	4. 要素「数量」の属する名前空間は
            "http://www.toshiba-toac.co.jp/edu/items"である

4を選択して不正解。(←デフォルトの名前空間の有無と、名前空間接頭辞の有無の確認を怠ったことが原因)
このXML文書には、「数量」要素に名前空間接頭辞がなく、デフォルトの名前空間が適用されます。
デフォルトの名前空間宣言がないのでどの名前空間にも所属しません。
なので1が正解。

4月26日問題 ○

4月27日問題 ×

パラメータ実体の宣言として正しいものを選択してください。
	1. <!ENTITY & time "(時,分)">
            <!ELEMENT 時 (#PCDATA)>
            <!ELEMENT 分 (#PCDATA)>
            <!ELEMENT 開始時刻 &time;>
            <!ELEMENT 終了時刻 &time;>
	2. <!ENTITY % time "(時,分)">
            <!ELEMENT 時 (#PCDATA)>
            <!ELEMENT 分 (#PCDATA)>
            <!ELEMENT 開始時刻 %time;>
            <!ELEMENT 終了時刻 %time;>
	3. <!PARAM % time "(時,分)">
            <!ELEMENT 時 (#PCDATA)>
            <!ELEMENT 分 (#PCDATA)>
            <!ELEMENT 開始時刻 %time;>
            <!ELEMENT 終了時刻 %time;>
	4. <!PARAM & time "(時,分)">
            <!ELEMENT 時 (#PCDATA)>
            <!ELEMENT 分 (#PCDATA)>
            <!ELEMENT 開始時刻 &time;>
            <!ELEMENT 終了時刻 &time;>

4を選択して不正解。
パラメータ実体はDTDの一部を置き換える際に使用されます。
パラメータ実体の宣言方法は「」です。
参照する場合は「%実体名;」と記述します。
なので2が正解。

10問中4問正解。。。